Vol. 45 オーロラを見る

2004.11.12
夫の力作。 自宅前にて撮影
カーテンの形がぼやけたのが心残りとか。
2004.11.12
夫の力作。 自宅前にて撮影
カーテンの形がぼやけたのが心残りとか。

オーロラ観光で有名なラップランドは、オウルから先の北の地方ですが、 幸運なことに、ここオウルでオーロラを見る機会に何度か恵まれました。
私たちが最初にみたのは今年初めの2月初旬のこと。帰宅途中の夫がたまたま発見。走るように帰ってきた夫とふたりで大騒ぎで写真を取りました。
(「まだこ の間フィンランドに着いたばかりなのに、ひょっとしてすごくラッキー?なんかあとで、罰当ったりしないわよね?もう日本に帰ってもいいってなもんね?」 (おいおい))

オーロラは、大雑把に言うと「地球の磁場に、太陽に起因するプラズマ粒子が流れ込み、 酸素分子や窒素分子と衝突して、地球大気を光らせる現象」(←あんまり突っ込まないでくださいね)なので、地球の磁力線の集まる極域付近、北極と南極の 65度~80度に多く見られるということです。ここオウルは、北緯約65度。ぎりぎり引っかかるというわけで、地元の人に聞くと年に数回は見られるとのこ とです。
もっとも、太陽の活動が活発な時期は、これより緯度の低いところでも発生するらしく、例えば磁気嵐が吹くような時は、北海道でも赤色の「低緯度 オーロラ」というのが見れるそうです。

太陽の活動に因る現象であるからには、多少の予知もきくらしく、11月の初旬、 「オーロラが近々観測できるかも」とのアナウンスが夫の職場に入りました。 (外国人職員のためのサービスだった模様)
それから空を眺めること数日。曇りの日が続いてあきらめかけた金曜の夜、幸いにして再びオーロラを見ることが出来ました。
この時のオーロラは特別はっきりと見えて、誰もがオーロラと言ったら思い描くようなカーテンの形です。光りながら風に翻るように動くオーロラの様子は全く 不思議としか言い様がなく、言葉もなく見入りました。なるほど「光のカーテン」とはよく言ったものです。最初に見たときは、もっと弱く拡がって見えて、カー テンというよりは帯っぽい感じ?残り5パーセント位不完全燃焼だった私も、これで満足。(←こういうイメージに捕らわれすぎるのも困りものデスネ)

もっとも、オーロラと言っていささか興奮状態に陥るのは私たちのような外国人ばかり。
大方のフィンランド人にとっては、それ程珍しい話ではなく(流れ星ぐらいの位置づけか?)、こちらが「オーロラを見たよ!!」と報告しても、「ああ、それは良かったね」と言いつつ、しかし「(同じ感動を共有できなくてごめんね)」とでもいうように、ちょっとすまなさそうな顔をします。でも、これは致し方ないこと。誰かがいみじくも私に語ったように、身近にあるものに関しては 誰も特別にはappreciate(評価)しないものだから、なのです。ふうむ。

2004.11.12
夫の力作2(アップで)
2004.11.12
夫の力作2(アップで)

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